理想の自分をイメージしてみてください。
そう言われても、何も浮かんでこない。
そんなふうに思ったことはありますか?
大丈夫です。
僕もそうでした。
実は、理想の自分をイメージするときに一番大事なのは、何をしたいかではなく、どんな気持ちでいたいかなんです。
てっぺんという居酒屋をやらせてもらっている、大嶋啓介と申します。
予祝メンタルトレーナーとして、高校野球のメンタル研修や企業研修をさせてもらっています。
今日は、僕が研修でも伝えている、理想の自分のイメージの仕方についてお話しします。
この記事の答え
- 理想の自分は、やりたいことより先に、どんな気持ちになりたいかを決めます
- そのために、その気持ちになった出来事を、もう起きたこととして先に書き出します
- 先に喜ぶ習慣が、理想の自分に近づく一番の近道です
(2017年に公開した講演「一年後をイメージ どんな気持ちになっていたいかが重要」より)
目次
どんな一年にしたいかより、どんな気持ちでいたいか
研修では、1年後をイメージするワークをよくやります。
多くの人は、どんな出来事を起こしたいか、何を達成したいかから考えます。
でも、本当に大事なのは、そこじゃないんです。
どんな気持ちでいたいか。
そこから決めていただくといいんです。
お金があっても、幸せを感じられなければ意味がありません。
仕事がうまくいっていても、人間関係がうまくいかなかったら、それも同じです。
どんな気持ちでいたいか。
そこがすごく大切なんです。
だからこそ、1年後をイメージするときは、順番が大事なんです。
まず、どんな気持ちになりたいか。
そのあとで、その気持ちになるための出来事を考えていきます。
先にその気持ちになった出来事を、書き出してみる
ワークはこうです。
まず、1年後にどんな気持ちになっていたいかを決めます。
夢や希望にあふれている、でもいいです。
感謝があふれている、でもいいです。
次に、その気持ちになるために、どんな出来事があったらいいかを考えます。
そして、それをもう起きたこととして書き出すんです。
『〜になった』ではなく、『〜になれた』と、過去形で書きます。
家族のことでもいいです。
仕事のことでもいいです。
人間関係のことでも、挑戦したい夢のことでもいいです。
一つに絞らなくて大丈夫です。
例えば、家庭でこんな最高の出来事があった。
仲間とこんなふうに成長できた。
任せてもらえなかった仕事に、チャレンジできるようになった。
理想の自分に、近づけた。
そうやって、出来事を先取りして書いていくんです。
書き出した出来事をながめて、その1年に見出しをつけてみるのもいいです。
『挑戦をあきらめなかった1年』とか、『仲間にたくさん感謝した1年』とか。
新聞の見出しのように、1年をタイトルにしてしまうんです。
そうすると、1年後の自分が、もっとはっきりイメージできるようになります。
夢はいくつあってもいいんです。
やりたいこと、好きなことを書いたもの、それが全部、夢なんです。
先に喜んだ人から、夢は叶っていく
僕がこの話をするときによく出すのが、ソフトバンクの孫正義さんの話です。
孫さんは、新しいプロジェクトを立ち上げるとき、まず大成功したときの姿をイメージするそうです。
このプロジェクトで、どれだけの人が喜んでくれるか。
そこまで具体的にイメージして、感動するところまでいくそうです。
そして、プロジェクトが始まる前に、もうスタッフと一緒に喜んでしまうんです。
先に喜ぶ。
これが、夢を叶える一番の近道なんです。
脳は、本当に起きたことと、強くイメージしたことの区別がつきにくいと言われています。
だから、先に喜んだ分だけ、現実がそこに近づいていくんです。
この、先に喜ぶという考え方を、僕は予祝(よしゅく)と呼んでいます。
作家のひすいこたろうさんから教えてもらった言葉です。
桜の花見も、本当は秋の豊作を春に先に祝う、日本人が昔からやってきた予祝なんです。
毎日ワクワクしながら先に喜んで過ごす。
それだけで、夢はぐっと近づいていくんです。
理想の自分をイメージする習慣は、誰にでも使える
僕は高校野球のメンタル研修もさせてもらっています。
甲子園に行ったときの感動をイメージしながら、毎日の練習に向かう選手がいます。
先にその気持ちを味わっておくことで、本番でも力を出しやすくなるんです。
会社でも同じです。
賞を取れたときの気持ちを先にイメージしながら仕事をする人のほうが、実際に結果を出しやすいんです。
理想の自分をイメージする習慣は、特別な人だけのものじゃありません。
誰にでも、今日から使えるんです。
研修の最後には、今すぐできる小さな一歩も書いてもらいます。
大きな理想だけでなく、今日からできる小さな行動まで落とし込むことで、理想の自分にぐっと近づきやすくなるんです。
今日からやってみてほしい3つのワーク
研修でお伝えしていることの中から、今日からできることを3つ選びました。
- 1年後の気持ちを書き出す:1年後、どんな気持ちになっていたいかを、紙に書いてみてください
- その気持ちになった出来事を先取りする:もうそうなったつもりで、過去形で出来事を書いてみてください
- 先に喜ぶ:まだ叶っていないことを、今日、叶ったつもりで喜んでみてください
中でも、3つ目の先に喜ぶが一番大事です。
夢は、叶ってから喜ぶものだと思われがちです。
でも、先に喜んだ人から、夢は叶っていくんです。
先に喜ぶ練習を、3日間で。
叶った日を先にお祝いする予祝を3日間で試せる『予祝ワークシート』と使い方ガイドを、大嶋啓介公式LINE で無料でお届けしています。
理想の自分は、先に喜んだ人からやってくる
理想の自分をイメージしようとして、何も浮かばない日があってもいいんです。
まず、どんな気持ちになりたいかだけ、決めてみてください。
それだけで、一歩進みます。
理想の自分は、遠くにあるものじゃありません。
今日、どんな気持ちでいるかの延長に、理想の自分はあるんです。
先に喜んだ人から、夢は叶っていくんです。
『理想の自分は、先に喜んだ人からやってくる。』
今日、1年後の自分を先に喜んでみましょう。
大嶋啓介(おおしま けいすけ)。予祝メンタルトレーナー。オンラインコミュニティ「夢サロン」主宰。
この記事は、2017年に公開した講演の動画で話した内容をもとに、運営チームが読みやすくまとめたものです。










