目標は立てた。やる気もあった。
でも、途中で苦しくなって、気づけばやめてしまう。
そんなふうに思ったことはありますか?
大丈夫です。
僕もそうでした。
実は、目標達成のコツは、目標そのものを見つめることではないんです。
目標を達成した後の喜びを、先にどれだけ増やせるか。
ここにすべてがあるんです。
てっぺんという居酒屋をやらせてもらっている、大嶋啓介と申します。
予祝メンタルトレーナーとして、企業の研修や高校野球のメンタル研修、学校での講演をさせてもらっています。
今日は、講演でお話しした目標達成のコツを、そのままお伝えします。
この記事の答え
- 目標達成のコツは、目標ではなく 達成した後の喜び を増やすこと
- 叶った日の喜び方を、先に決めて、先に喜ぶ。日本人が昔からやってきた 予祝 です
- 本気の人は、眉間にしわを寄せない。楽しくてたまらない 人のところに、人も結果も集まります
(2017年に公開した講演「すべての目標が達成されるたった一つのコト」より)
目次
目標達成のコツは「達成した後の喜び」にある
講演で、こんなクイズを出したことがあります。
女性がダイエットに最も成功しやすいのは、どんなときだと思いますか?
答えは、結婚式が近づいたときです。
僕はウェディングの仕事もさせてもらっているので、これは本当に実感があります。
結婚式が近づけば近づくほど、ダイエットが成功していくんです。
なぜか。
ダイエットそのものが目標になっていないからです。
その日、自分が最高の自分になって、たくさんの人に祝福される。
その喜びを想像しているから、頑張れるんです。
仕事の目標も同じです。
研修でいろんな会社に行かせてもらうと、結果を出している店長さんには共通点があります。
目標を達成したときの喜びを、チームの中でどれだけ増やせるか。
その目標に、ワクワクや面白さや楽しさを、どれだけ入れられるか。
そこを、ものすごく大事にしているんです。
叶った日の喜び方を、先に決めておく
当時、僕は学習塾もやらせてもらっていました。
まだ小さな塾です。
その塾で、子どもたちとやっていたことがあります。
合格発表の掲示板がある学校に、実際に一緒に行くんです。
そこで、合格したときの喜び方を決めます。
どんなふうに喜ぶのか。
そのとき、どんな気持ちなのか。
ポーズまで決めます。
そして、大事なのはその後です。
合格したことを、最初に誰に報告するか。
お母さんに報告する。
お父さんに報告する。
そのとき、お母さんとお父さんがどんなふうに喜んでくれているか。
泣きながらなのか。
どんな言葉をかけてくれているのか。
それを、できるだけ具体的に日記に書いてもらいます。
そして毎日、その日記を読んで、感動してから勉強をスタートするんです。
てっぺんの朝礼も同じでした。
目標を達成したイメージ、夢が叶ったイメージを先に想像してから、営業をスタートする。
今日一日の最高の営業を、始まる前に「先に祝っちゃうんです」。
叶った日を、具体的に描く
喜び方、報告する相手、その人がかけてくれる言葉。具体的に描けば描くほど、目標は、やらなければいけないことから、早く迎えたい日に近づいていきます。
先に喜ぶのは、日本人が昔からやってきた目標達成の方法
この「先に祝う」ことを、予祝(よしゅく)といいます。
前祝いとも言います。
これが日本で最も古い夢の叶い方だということを、僕はひすいこたろうさんから予祝という言葉を聞いて知りました。
実は、桜の花見も予祝なんです。
昔の人たちは、春に満開の桜を見て、秋にお米がたくさん実っている姿と重ね合わせました。
今年もたくさん実ってくれた、よかったね、よかったね、と先に乾杯した。
それが花見の始まりだそうです。
盆踊りも、お米がたくさん実ることを想像しながら、先に喜ぶことを表したのが始まりだと言われています。
昔の人たちは、脳の勉強をする前から、それを知っていたんです。
本で読んだ話ですが、ソフトバンクの孫正義さんは、プロジェクトを始める前に、それが大成功してたくさんの人が喜んでいる姿を想像するそうです。
プロジェクトのメンバーと一緒に、とにかく大喜びして、部屋中を転げ回る。
そこまで先に感動してから、プロジェクトをスタートさせるそうです。
僕は見たことはないです。
本に書いてありました。
オリンピックで金メダルを取ったある選手は、オリンピックに向かう飛行機の中で、一人だけ号泣していたそうです。
イメージの中で、何回も何回も金メダルを取って、先に喜んでいた。
だから本番で緊張しなかった、という話です。
人間の脳は、現実に起きたことと、想像したことの区別がつかない、と言われています。
本気の人は、楽しくてたまらない
ここで、僕の失敗の話をさせてください。
僕は店長時代、たくさんの人が離れていく経験をしました。
絶対にいい店をつくりたい。
本気でそう思っていたし、正しいことも言っているつもりでした。
でも、人が続かない。
人が辞めていく。
なんでだろう、と思っていました。
今ならわかります。
僕は、眉間にしわを寄せて、深刻になっていたんです。
楽しんでいなかったんです。
僕が学んできた本気の定義は、3つあります。
1つ目は、自分の意思でやると決めること。
2つ目は、結果が出るまでやり続けること。諦めないこと。
そして3つ目が、僕には抜けていました。
やると決めて、やり続けて、楽しんでいる。
この3つがそろうと、「人が集まる人が応援したくなる人になる」んです。
本気で楽しんでいる人のところに、人も、結果も集まってくるんです。
1つ目の「やると決める」で言えば、僕は26歳のときに、夢に日付を入れることを学びました。
そこで、20代最後の日に自分の店を出す、と決めました。
僕の誕生日は1月19日です。
だから、その前日の1月18日を創業日にしました。
12月に開けられる状態になっていたのですが、家賃を払ってでも、その日付を守りました。
そして29歳の1月18日に、てっぺんを創業しました。
決めた日付を、本気で迎えにいく。
これが、僕にとっての「やると決める」でした。
あなたの目標にも、叶う日付を入れてみてください。
その日をどう喜ぶかを、塾の子どもたちのように先に決めてみてください。
今日からやってみてほしい3つのこと
講演でお伝えしていることの中から、今日からできることを3つ選びました。
- 叶った日の喜び方を決める:どんなふうに喜ぶのか、どんな気持ちなのか。ポーズまで決めてみてください
- 最初に報告する人を決めて、書く:その人がどんなふうに喜んで、どんな言葉をかけてくれるのかまで、日記に書いてみてください
- 始める前に、先に喜ぶ:勉強や仕事を始める前に、その日記を読んで、叶った日を先に味わってからスタートしてみてください
目標の前に、喜び。
この順番を、今日から試してみてください。
叶った日の喜び方を、先に決めてみる。
叶った日を先にお祝いする予祝を3日間で試せる『予祝ワークシート』と使い方ガイドを、大嶋啓介公式LINE で無料でお届けしています。
目標達成のコツは、先に喜ぶこと
目標を立てても、続かない。
途中で苦しくなってしまう。
そう感じているなら、それはあなたに可能性がないからではありません。
目標の先にある喜びを、まだ描けていないだけなんです。
叶った日に、誰が喜んでくれるのか。
どんな言葉をかけてくれるのか。
それを先に描いて、先に喜んで、楽しみながら進んでいく。
『先に喜ぶことが、喜びを運んでくれる。』
あなたの目標が叶った日を、今日、先にお祝いしてみましょう。
大嶋啓介(おおしま けいすけ)。予祝メンタルトレーナー。オンラインコミュニティ「夢サロン」主宰。
この記事は、2017年に公開した講演の動画で話した内容をもとに、運営チームが読みやすくまとめたものです。










