正しいことを言っているのに、仲間がついてこない。
職場の空気が、なんだか重い。
そんなふうに思ったことはありますか?
大丈夫です。
僕もそうでした。
実は、人が集まってくるのは、正しい場所ではないんです。
人は、楽しい場所に集まってくるんです。
てっぺんという居酒屋をやらせてもらっている、大嶋啓介と申します。
予祝メンタルトレーナーとして、店長さんやリーダーの方に向けた講演をさせてもらっています。
今日は、居酒屋の店長さんたちの前で話した「目標達成のコツ」から、チームの人間関係がうまくいかないと感じている人に伝えたいことをお話しします。
この記事の答え
- 人が集まるのは、正しいところではなく 楽しいところ です
- 「ねばならない」で深刻になるほど、夢や目標は逃げていきます
- やる気がない人が悪いのではなく、目標がつまらないだけ。目標を面白くするのが、リーダーの役割です
(2019年に公開した講演「正しいことよりも大事なこと!」より)
出会いで目標が変わり、僕の人生が変わった
名古屋の居酒屋で店長をしていた頃。
僕の目標は、名古屋で一番の店長になることでした。
それでいいと思っていたんです。
そんなとき、ひとりの仲間と出会いました。
彼は、日本一しか目指さない男でした。
その出会いで、僕の意識が変わりました。
目標が、日本一になりました。
そこから、本気で日本一を目指すようになったんです。
意識が変わると、結果が変わります。
目標が変わると、学び方が変わります。
学ぶところも、行く場所も、何もかもが変わっていきました。
僕は、出会いで意識が変わると思っています。
そして、どういう目標を設定するかで、人生は大きく変わる。
僕自身が、そうだったんです。
その仲間がすごいのは、若い頃からずっと、日本一以上しか目指したことがないところです。
だから、みんながついていくんだなと思います。
人間関係がうまくいく場所には、楽しさがある
作家のひすいこたろうさんの言葉で、僕が本当に重要だと思っているものがあります。
目標を達成するコツは、何だと思いますか?
そして、目標が最も嫌うものは、何だと思いますか?
答えは、こうです。
目標を達成するコツは、「面白がること」。
目標が最も嫌うものは、「深刻さ」。
僕は、目から鱗でした。
『深刻になればなるほど、夢や目標は逃げる』 んです。
実は、深刻になっている店長さんやリーダーは、多いんです。
いつの間にか数字に追われて、仕事が「やらなきゃいけない」「ねばならない」になっていく。
そうなったとき、夢や目標は逃げていきます。
なかなか続かなくなってしまうんです。
ねばならないのエネルギーではなく、やりたくてたまらないのエネルギー。
お客さんに喜んでもらいたくて、たまらない。
仲間と一緒に喜び合いたくて、たまらない。
達成感を味わいたくて、たまらない。
脳科学の西田先生も、こう言っていました。
『正しいことよりも、正しいことをどう楽しむか。』
正しいことよりも、楽しいことのほうが、人間の脳は続くそうです。
続けるポイントは、正しいことではない。
正しいことを、どう楽しめるかなんです。
僕は20代の頃、居酒屋の神様と言われているグループのことを、研究に研究を重ねました。
30年、40年と繁盛し続けているところは、やっぱり楽しさを追求しているんです。
面白いことばっかりやっている。
お店でも、チームでも、同じです。
正しいことを、どう楽しむか。
そこに、人が集まってくるんです。
やる気がない人が悪いんじゃない。目標がつまらないだけ
僕は、こう言われたことがあります。
社員さんやアルバイトさんに、やる気がない人がいるとしたら。
「やる気がない社員さんが悪いんじゃない」。
「目標がつまらないだけ」だと。
全力で挑戦したくなるような、魅力的な目標になっていない。
それだけなんです。
僕は店長時代、前年対比を見たことがありません。
考えていたのは、日本一の店はどうやったら作れるんだろう、ということだけでした。
前年対比は、僕には面白くなかったんです。
過去最高とか、伝説とか。
「過去最高とか伝説っていう言葉がワクワクします」。
だから僕は、いつもワクワクする言葉やキーワードを拾ってきます。
そうしないと、自分が燃えないからです。
究極に目標を楽しむためにやったのが、居酒屋甲子園でした。
仲間と一緒に、居酒屋で働く人たちが熱くなるステージを作ろう。
感動を共有するステージを作ろう。
みんなが、あのステージを目指したいと思える目標を作ろう。
そうやって、チームで目立つステージを作りたかったんです。
そして、やっと分かってきた目標達成のトリックがあります。
実は、これはちょっと無理だろうと思う目標のほうが、達成できるんです。
そっちのほうが熱くなるから。
そっちのほうが、みんなが1つになるからです。
目標は、面白い、楽しい、ワクワクする、興奮して熱くなる。
そんなときに達成していくんです。
じゃあ、リーダーの役割は何か。
そこに時間をかけていいんです。
これは店長さんだけの話ではありません。
与えられた目標でも、自分たちで魅力的な目標にしていけばいいんです。
人間関係がうまくいくために、今日からやってみてほしい3つのこと
講演でお伝えしていることの中から、今日からできることを3つ選びました。
- 目標の言葉を変えてみる:「前年対比」より「過去最高」「伝説」。自分がワクワクする言葉に置き換えてみてください
- 売上だけではない目標を作ってみる:数字に追われて深刻になったら、みんなが熱くなれる別の目標を1つ足してみてください
- 人を責める前に、目標を見直す:やる気がない人がいたら、その人ではなく「この目標は魅力的か」を問い直してみてください
僕は講演で、いつもこう問いかけています。
今の目標は、魅力的ですか?
心からワクワクするような目標になっていますか?
みんなが、よしやってやろうと、やりたくてたまらない目標になっていますか?
ワクワクする目標を、先にお祝いしてみる。
叶った日を先にお祝いする予祝を3日間で試せる『予祝ワークシート』と使い方ガイドを、大嶋啓介公式LINE で無料でお届けしています。
人は、ワクワクしている場所に集まってくる
人間関係がうまくいかない。
そう感じているなら、それは相手のやる気や、あなたの正しさが足りないからではありません。
目標が、まだワクワクするものになっていないだけです。
西田先生は、可能性を伸ばす方法はワクワクだ、とも言っていました。
成功したからワクワクするのではない。
ワクワクしているから成功する。
面白い、楽しい、ワクワクする。
全部、繋がっているんです。
『人は、楽しいところに集まるんです。』
明日の朝、チームの目標をワクワクする言葉に変えるところから、一緒に始めていきましょう。
大嶋啓介(おおしま けいすけ)。予祝メンタルトレーナー。オンラインコミュニティ「夢サロン」主宰。
この記事は、2019年に公開した講演の動画で話した内容をもとに、運営チームが読みやすくまとめたものです。










