夢や目標は、明確にしたほうがいい。
よく聞くけれど、正直、なぜなのかピンとこない。
そんなふうに思ったことはありますか?
大丈夫です。
僕もそうでした。
実は、夢や目標を明確にすると、同じものを見ていても、見えるものが変わるんです。
同じ一日を過ごしていても、受け取るものがまったく変わるんです。
てっぺんという居酒屋をやらせてもらっている、大嶋啓介と申します。
予祝メンタルトレーナーとして、全国で講演や企業の研修をさせてもらっています。
今日は、僕が長いセミナーの最初によくやってもらっていることから、夢や目標を明確にする意味をお話しします。
この記事の答え
- 先に 決める だけで、同じ時間から受け取るものが変わります
- 何気なく見ているものは、何百回見ても描けません。意識して 見ると、見え方が変わります
- いちばん残るのは、人に話す と決めて学ぶこと。僕もずっとそうしてきました
(2017年に公開した講演「夢や目標がなぜ明確がいいのか」より)
夢や目標を明確にすると、同じ時間でも受け取るものが変わる
4時間、5時間の長いセミナーのとき、僕は最初に、みなさんにお願いしていることがあります。
今日、これが学べたら最高だな。
そう思うことを、1つ決めてもらうんです。
2つでも3つでもいいです。
でも、できれば1つ決めてください。
そして、自分に期待してもらいたいんです。
僕に期待するのではなく、自分に期待する。
不思議なことに、これを決めてから聞くと、僕が何を話しても、それにつながってくるようになるんです。
3時間を何となく過ごすのか。
これが学べたら嬉しいな、と決めて過ごすのか。
この違いが、ものすごく大きいんです。
決めた人と決めていない人の差は、たった数秒でわかる
目標がある人と、ない人。
どれくらい違うのかを、後輩に聞かれたら、説明できますか?
だいぶ前に、あるセミナー講師の方から、これがよくわかる実験を教えてもらいました。
数字などがたくさん書いてあるものを、5秒間だけ見てもらうんです。
何を聞かれるかわからないまま見ると、一生懸命覚えようとしても、なかなか答えられません。
次は、何を聞くかを先に決めてから見てもらいます。
しかも、時間は半分以下の2秒にします。
すると、時間を短くしたのに、全員が正解したんです。
5秒と2秒でも、これだけの差が出る。
だったら、一日だともっと差が出ます。
何気なく一日を過ごすのと、今日はこういう一日にしようと意識して過ごすのとでは、全く違ってくるんです。
『何気なく過ごす一日と、意識して過ごす一日は、全く違う。』
夢や目標を明確にするというのは、何を見るかを先に決めることなんです。
何百回見ていても、サザエさんは描けない
講演では、サザエさんの絵を描いてもらうこともあります。
みなさん、サザエさんは何百回も、何千回も見ていますよね。
ところが、ほとんどの人が描けないんです。
最初はみんな笑いながら、なかなか手が動きません。
何気なく見ているだけだと、何百回見ていても、頭には残らない。
でも、描こうと思って見ていたら、見え方はまったく違っていたはずです。
これは、人の話を聞くときも、本を読むときも同じです。
ただ聞くのか。
人に話そうと思って聴くのか。
ここで、学べるものが変わるんです。
人に話すと決めて聞くと、学びが残る
学習と記憶については、こんなふうに言われています。
一方的に話を聞いているだけだと、だいたい10%も残らない。
映像やパワーポイントがあると、20〜30%。
みんなで話し合うと、50%。
実際に体を動かしてやってみると、70%。
そして、人に教えると、90%。
かなりの確率で記憶に残る、と言われているんです。
ある本で読んだ、有名な話があります。
塾に通っていないのに、小学校から中学校を卒業するまで、ずっと成績が一番だった子がいたそうです。
その子のお母さんは、毎日、今日学校で習ったことを教えて、と頼んでいたそうです。
お母さんは小学生の頃、病気がちで入退院を繰り返し、あまり学校に行けなかったそうです。
だから本当に、授業のことを教えてほしかったんですね。
その子は、お母さんに教えるために、授業を聞くようになった。
家に帰ると、お母さんが嬉しそうに聞いてくれる。
それが嬉しくて、ずっと続いたそうです。
誰かに伝えると決めて聞くと、聞き方そのものが変わるんです。
夢を明確にした日、僕のスイッチが入った
僕は、セミナーに行った回数なら、誰にも負けないと思っています。
24歳で、初めて講演会を聞きました。
話している人の輝き具合が、本当にすごかったんです。
かっこいい。
自分も、こんなふうになりたい。
そこから、僕のスイッチが入りました。
夢を叶えて、夢を与えるような人になりたい、と思ったんです。
それから今まで、ずっとセミナーに通い続けています。
だから、行くたびに新しいことが入ってくるんです。
居酒屋の仕事をしながらセミナーに通っていた頃、僕は毎回、行く前に決めていたことがあります。
学んだことを、3日以内にお店の仲間に話す。
そう決めてから行くんです。
帰ってきたら、1時間半、2時間と、みんなで話をしました。
今振り返ると、あのとき仲間に話していたことが、全部、今の講演につながっていたんだなと思います。
話すと決めていたから、聞き方が変わった。
聞き方が変わったから、学んだことが自分の中に残っていったんです。
今日からやってみてほしい3つのこと
講演でお伝えしていることの中から、今日からできることを3つ選びました。
- 始める前に、学びたいことを1つ決める:本を読む前、動画を見る前、会議の前に、これが学べたらワクワクする、を1つ決めてみてください
- 今日をどんな一日にするか、意識して過ごす:何気なく過ごさず、今日はこういう一日にしよう、と決めてから始めてみてください
- 学んだことを、3日以内に誰かに話す:家族でも、仲間でも大丈夫です。話すと決めてから聞くと、残り方が変わります
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夢を明確にすると、毎日が夢につながっていく
夢や目標を明確にしたほうがいいのは、きれいな言葉だからではありません。
決めた瞬間から、同じ一日の中で、見えるものが変わるからです。
5秒が2秒になっても、決めていた人は全員が答えられた。
何百回見ていても、意識していなければ描けなかった。
話すと決めて聞いていたことが、何年もたって全部つながった。
あなたの可能性は、めちゃめちゃあります。
その可能性を開くのは、まず決めることからなんです。
『決めた瞬間から、見えるものが変わる。』
今日から、1つ決めて、一日を始めていきましょう。
大嶋啓介(おおしま けいすけ)。予祝メンタルトレーナー。オンラインコミュニティ「夢サロン」主宰。
この記事は、2017年に公開した講演の動画で話した内容をもとに、運営チームが読みやすくまとめたものです。










