予祝をしても叶わない人に共通する、たった1つの視点

予祝をやってみたけど、思ったようには叶わなかった。

そんなふうに感じたことはありませんか?

大丈夫です。
同じところでつまずいている人は、たくさんいます。

実は、予祝が叶わないのは、才能や運の差ではないんです。
足りないのは、たった一つ。想像の「具体性」と、先に伝える「感謝」だけなんです。

てっぺんという居酒屋をやらせてもらっている、大嶋啓介と申します。
予祝メンタルトレーナーとして、全国の学校や企業で講演をさせてもらっています。

全国で講演をさせてもらう中で、予祝を続けて叶えていく人と、途中でやめてしまう人と、両方を見てきました。

今日は、僕が講演でいつもお話ししている、予祝が叶う人と叶わない人の違いについてお伝えします。

この記事の答え

  • 予祝が叶わないのは、才能や運の差ではありません
  • 足りないのは 想像の具体性 と、先に伝える感謝 です
  • 一度きりで終わらせず、毎日の習慣にすることで叶いやすくなります

(2019年に公開した講演「夢を叶える最高の習慣!予祝!夢を叶えたい方必見!」より)

「先に喜ぶ」だけでは、実は半分なんです

予祝とは、まだ叶ってもいないことを、先に喜んでお祝いすることです。

日本人は、昔からこれをやってきました。
秋にお米が実る前、春の花見の場で、先に豊作を喜んでお祝いする。
桜の下で盃を交わすのは、実はその名残なんです。

この予祝という言葉を、僕はひすいこたろうさんと一緒に、一冊の本にして世に出しました。
おかげさまで、たくさんの方に読んでいただけたんです。

でも、僕が講演でいつもお伝えしているのは、予祝は「先に喜ぶ」だけでは終わらない、ということです。

叶う人は、喜んだあとに、もう一つのことをやっています。

叶う人は、想像が「写真」のように細かい

あるアスリートは、試合が始まる前に、欠かさずやっていることがあるそうです。

その日の試合で自分が活躍して、チームが勝って、応援してくれる人たちが大喜びしている場面を、できる限り具体的に思い浮かべる。
ガッツポーズのかたち、歓声の大きさ、そのときの自分の表情まで、まるで写真を見るように想像するんです。

喜び方も、控えめではありません。
声を出して、時には転げまわるくらい、大げさに喜ぶ。
それくらいの熱量で、先に喜びきってしまうんです。

学習塾でも、同じことをやっているところがあります。

受験生に、合格したときの姿を先に想像してもらうんです。
合格したという知らせを受けた瞬間、どんな声を出すのか。
どんなポーズで、写真を撮るのか。
そこまで具体的に思い描いてから、「合格しました」と過去形で書いてもらう。

「なんとなく叶うといいな」ではなく、「いつ・どこで・どんな顔で」まで思い描く。
これが、叶う人とそうでない人の、一つ目の違いです。

予祝が叶わない人に抜けているのは「感謝」

そしてもう一つ、多くの人が飛ばしてしまうステップがあります。

それが、感謝です。

叶った瞬間に浮かぶ感情には、順番があります。
一番目は、達成できた喜び。
そして、二番目に浮かぶ感情を、大嶋さんはこう言っています。

感謝です── 大嶋啓介

先ほどの受験生の例で言えば、合格した喜びのあと、真っ先に思い浮かべるのは、誰に報告するかということです。

多くの場合、それはお母さんです。
「ありがとう」と伝える。
涙をこらえられるかどうか、というくらいの感情です。

喜びの場面だけでなく、その後ろにある「支えてくれた人への感謝」まで、セットで思い浮かべておく。

喜ぶだけで終わらせず、誰に、何を感謝するのかまで、先に思い描いておく。

感謝は、一人では生まれません。
誰かに支えられてきたから、叶えられる。
予祝が叶う人は、そのことを、喜びより先に思い出しているんです。

これができている人は、叶ったときに周りへの感謝を忘れません。
そして、そういう人のところに、また次の応援が集まってくるんです。

一度きりでは、心に落ちない

もう一つ、大事なことがあります。
それは、続けることです。

さきほどのアスリートは、これを毎日、試合が始まる前にやっています。
一回思い浮かべて終わり、ではないんです。

繰り返し思い浮かべたことは、少しずつ、心の奥に落ちていきます。
一回きりのイメージでは、まだ「なんとなく思っただけ」で終わってしまうんです。

予祝も同じです。
思い出したときにやる、ではなく、毎日の習慣にしていく。
それで、想像の解像度は、どんどん上がっていきます。

毎日欠かさず思い浮かべているうちに、本番の緊張する場面でも、自然と喜びの表情が出るようになっていく。
想像が、頭ではなく、体に染み込んでいくからです。

今日からやってみてほしい3つのこと

講演でお伝えしていることの中から、今日からできることを3つ選びました。

  1. 叶った瞬間を、写真のように思い浮かべる:日付・場所・その場にいる人の表情まで、できるだけ具体的に思い浮かべてみてください
  2. 誰に真っ先に感謝を伝えたいかを、決めておく:叶ったとき、誰に、どんな言葉でありがとうを伝えるか。そこまで先に思い描いてみてください
  3. 一日一回、寝る前でも移動中でもいいので、繰り返す:一度で終わらせず、毎日少しずつ思い浮かべてみてください

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予祝は、先に喜んで、先に感謝した人から叶っていく

予祝をしても叶わないのは、あなたに何かが足りないからではありません。

想像を、もう一段だけ具体的にする。
そして、感謝まで先に思い描く。
それを、一度きりでなく続けていく。

それだけで、予祝は変わっていきます。

全国のいろんな場所で予祝の話をしてきて、僕がいちばん伝えたいのは、ここなんです。

『先に喜んで、先に感謝した人から、叶っていく。』

今日、寝る前の1分でいいので、叶った場面と、そのときにありがとうを伝えたい人の顔を、思い浮かべてみてください。

大嶋啓介(おおしま けいすけ)。予祝メンタルトレーナー。オンラインコミュニティ「夢サロン」主宰。
この記事は、2019年に公開した講演の動画で話した内容をもとに、運営チームが読みやすくまとめたものです。

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