どうせ自分には無理。
私はもともとネガティブな性格だから。
そんなふうに思ったことはありますか?
大丈夫です。
僕もそうでした。
実は、「自分には無理」というセルフイメージは、生まれつきのものではないんです。
過去の経験から、自分で勝手につくってきたものなんです。
自分でつくったものだから、変えられるんです。
てっぺんという居酒屋をやらせてもらっている、大嶋啓介と申します。
予祝メンタルトレーナーとして、全国で講演や研修をさせてもらっています。
今日は、僕が講演でお話ししている「のみ」と「サーカスの象」の話から、セルフイメージを変えたい人にいちばん伝えたいことをお話しします。
この記事の答え
- セルフイメージは、生まれつきではなく 過去の経験からつくった思い込み です
- 「自分には無理」と動けないのは、サーカスの象やのみと同じ。鎖は、もうつながれていない んです
- 人は、本気で可能性を信じてもらえると変わっていきます。だから 信じてくれる人と言葉 が大事です
(2019年に公開した講演「勘違いだらけかも!仕事、恋愛、人生に大きく影響するセルフイメージ!」より)
目次
セルフイメージは、過去の経験から自分でつくったもの
講演で、メリーさんの羊の歌を歌ってもらうことがあります。
ほとんどの人が、メリーさんの羊、ひつじ、ひつじ、と続けます。
でも本当は、めえめえ、ひつじ、が正解なんです。
なぜか、みんな「ひつじひつじ」しか出てこない。
僕たちは、それくらい思い込みの中で生きているんですね。
自分に対するイメージも、同じです。
ポジティブか、ネガティブか。
積極的か、消極的か。
みなさんは、自分のことをどちらだと思っていますか?
講演で、自分は消極的だと思う人に手を挙げてもらうことがあります。
でも、本当に消極的な人は、こういうセミナーの場所に来ないんです。
わざわざ足を運んでいる時点で、けっこう積極的なんですよね。
赤ちゃんを思い出してみてください。
何回転んでも、「もう俺は無理だ」と言ってハイハイに戻る赤ちゃんはいません。
みんな、めちゃめちゃポジティブに生まれてきているんです。
それなのに、どこかの経験で「自分はネガティブなんじゃないか」と思い込んだ。
もし今、自分をネガティブだと思っているなら、そう思うようになった経験があるはずなんです。
サーカスの象と、のみが教えてくれること
心理学で有名な、サーカスの象の話があります。
サーカスの象は、子どものころに鎖でつながれて、動けないようにされるそうです。
子どもの象は、何回も何回も逃げようとします。
でも、鎖があるから動けない。
そうやって、「鎖があると動けない」と思い込んでいくんです。
大きくなった象は、めちゃめちゃ力が強い。
鎖は、杭で少し土に打ち込んであるだけです。
外そうと思えば、簡単に外せるんです。
それなのに、大きな象はおとなしくしている。
子どものころの思い込みが、そのまま残っているからなんです。
のみの実験の話もあります。
20センチ跳べるのみを、10センチの入れ物に3日間ぐらい閉じ込める。
何回も頭をぶつけるうちに、のみは「これ以上は跳べない」と思い込みます。
そして外に出しても、10センチ以上は跳ばなくなってしまうんです。
一匹も、飛び出そうとしなくなる。
これが、人間が陥っていることなんです。
人間は特に、過去にすごく影響を受けます。
今までうまくいかなかったから、どうせやっても無理だ。
そうやって、過去の経験で、自分ができるかできないかを決めてしまうんです。
24歳の僕も、のみと同じだった
24歳の僕は、「俺はできるわけない」と思っていました。
会社も1年で辞めることになった。
高校受験も、うまくいかなかった。
野球も、途中で諦めた。
今まで、中途半端な人生ばっかりだった。
だから、自分の人生がよくなるわけがない。
自分はダメな人間なんだと、ずっと思い込んでいたんです。
そんな僕が変わるきっかけになったのが、ある講演会でした。
そこで、のみの話を聞いたんです。
衝撃でした。
「お前はのみと同じ状態になっているだけ」と、言われている気がしたんです。
本当は可能性があるのに。
一回しかない人生なのに。
のみと同じように、自分で可能性に蓋をして生きている。
杭なんてつながれていないのに、鎖があると思い込んでいた。
自分は、こんなに過去に縛られていたんだ。
そう気づけたことが、僕にはすごく大きかったんです。
一回しかない人生、本気で変えたい。
もっと自分の可能性を信じていきたい。
そう思ったのが、このときでした。
セルフイメージを変えるのは、信じてくれる人の言葉
実は、のみをもう一回跳ばす方法があるんです。
どうやったら跳ぶと思いますか?
いろんな答えが返ってきます。
その中で、僕がいちばん衝撃を受けたのは、ある小学生の子の答えでした。
本気で可能性を信じてあげる。
跳べるって、本気で応援してあげる。
もちろん、のみに言葉をかけても跳びません。
でも人間には、信じる力、言葉の力があります。
人間の場合は、ちゃんと伝わるんです。
僕は、少年院で研修をさせてもらってきました。
少年院に入ると、まず自分の心の叫びを作文に書く時間があるそうです。
その作文を読ませてもらって、涙が止まりませんでした。
ほとんどの子が、「もっと愛されたかった」「もっと信じてもらいたかった」と書いていたんです。
生まれながらに、悪いことをしようと思っている子なんて一人もいない。
悪いことは悪いことです。
でも、心に傷があって、自分を信じられなくなっていた子たちなんだと思いました。
親代わりにはなれなくても、信じてあげることはできる。
そう思いました。
だから、飲食をやりたいという子がいたら、「本気で来いよ」と声をかけて、たくさん預からせていただきました。
昔はとんでもなくやんちゃだったのに、今は最高の経営者になっている子もいます。
人って、変われるんです。
『人のセルフイメージは、信じてくれる人の言葉で変わっていく。』
今日からやってみてほしい3つのこと
講演でお伝えしていることの中から、今日からできることを3つ選びました。
- 自分のイメージを見直す:ポジティブか、ネガティブか。そう思うようになった経験を、ひとつ思い出してみてください
- 「無理」を疑ってみる:自分には無理、できない。それが本当に正しいのか、もう一回見つめ直してみてください
- 誰か一人の可能性を本気で信じる:家族でも、仲間でも。その人の可能性を信じて、言葉をかけてみてください
鎖を外した自分を、先にお祝いしてみる。
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セルフイメージは、いつからでも変えられる
「自分には無理」は、生まれつきではありません。
過去の経験が、そう思い込ませているだけです。
鎖は、もうつながれていない。
可能性の蓋は、自分で開けられるんです。
24歳で「俺はできるわけない」と思っていた僕が、変われたように。
やんちゃだった子たちが、変わっていったように。
『可能性ない人なんて、おらん。』
まずは今日、自分の「無理」をひとつ疑うところから、一緒に始めていきましょう。
大嶋啓介(おおしま けいすけ)。予祝メンタルトレーナー。オンラインコミュニティ「夢サロン」主宰。
この記事は、2019年に公開した講演の動画で話した内容をもとに、運営チームが読みやすくまとめたものです。










