予祝(よしゅく)という言葉を、聞いたことはありますか。
言葉は知っていても、意味はよく分からない。
そんなふうに思ったことはありますか?
大丈夫です。
僕もそうでした。
実は、予祝とは、まだ叶ってもいないことを、先にお祝いして喜ぶことなんです。
日本人が、昔からずっとやってきたことなんです。
てっぺんという居酒屋をやらせてもらっている、大嶋啓介と申します。
予祝メンタルトレーナーとして、全国の学校や企業で講演をさせてもらっています。
今日は、僕が講演でいつもお話ししている予祝について、お伝えします。
この記事の答え
- 予祝とは、まだ叶っていない未来を 先に祝い、喜ぶこと です
- 花見や盆踊りなど、日本人が昔からやってきた文化です
- 先に喜ぶ心で過ごすと、夢や目標が叶いやすくなります
(2019年に公開した講演「最高の夢の叶え方!目標達成する人は予祝をやっている!」より)
目次
予祝という言葉を、僕はひすいこたろうさんから聞いた
予祝という言葉を、僕は2年半前に、ひすいこたろうさんから初めて聞きました。
正直、それまでの僕は、この言葉も、この考え方も知りませんでした。
聞いた瞬間、目から鱗でした。
僕はそれまで、アンソニー・ロビンズさんの研修など、アメリカの成功哲学をたくさん勉強してきました。
でも、日本にも、こんなにすごい成功法則があったんです。
予祝とは「先に祝う」こと。花見も盆踊りも、実は予祝だった
予祝は、漢字の通り、先に祝うことです。
まだ叶ってもいない、まだ達成してもいないのに、先にお祝いすることです。
花見って、ただ桜を見て楽しむ行事だと、僕はずっと思っていました。
でも実は、花見は、秋のお米の豊作を、春の桜と重ね合わせて、先にお祝いする行事だったんです。
盆踊りにも、同じ意味があります。
日本人は、昔から、先に喜んでいたんです。
今を喜べば、未来にも喜びごとがやってくると、ちゃんと分かっていたからです。
僕は、西洋の成功哲学をたくさん学んできましたが、それを聞いたとき、目から鱗でした。
日本には、日本の成功法則があったんです。
なぜ「先に喜ぶ」と、うまくいくのか
これは、脳科学の先生に教えていただいたことです。
人が、いちばんパフォーマンスを発揮できる心の状態は、3つあると言われています。
1つは、強気なとき。自信がある、できると思っているときです。
2つ目は、冷静なとき。気持ちが落ち着いているときです。
そして3つ目が、楽しくてたまらないとき。ワクワクしているときです。
反対に、弱気や不安、深刻さは、パフォーマンスを大きく下げてしまいます。
予祝は、先に喜ぶことで、この「楽しくてたまらない」状態を、自分でつくる方法なんです。
甲子園に出た金足農業も、先に喜んでいた
予祝は、特別な人だけがやっていることではありません。
僕がメンタルコーチとして高校野球に関わらせてもらう中で、忘れられない話があります。
金足農業は、甲子園に出るずっと前から、朝礼で校歌を歌っていました。
甲子園で校歌を歌う、あの景色を、先に思い描きながら。
まだ甲子園に出てもいないのに、毎日、校歌で自分たちを祝っていたんです。
僕は、これが、金足農業が準優勝するところまで力を持てた理由の一つだと思っています。
自分たちで、自分たちにお祝いを与えながら、練習していた。
それが、究極の予祝なんです。
目標は、誰かに与えられるものではなく、自分で面白くするもの
僕は講演で、いつもこうお伝えしています。
『目標は自分で面白くするもんです』
僕は、居酒屋の店長をしていたとき、前年対比の目標を追ったことがありません。
前年対比は、面白くないからです。
過去最高。伝説。日本一。
そういう言葉のほうが、人は動きたくなるんです。
深刻になればなるほど、夢や目標は逃げていきます。
反対に、ワクワクしながら、面白がりながら向き合うと、達成に近づいていくんです。
今の心の状態が、未来をつくっていく。
それが、予祝の考え方です。
今日からやってみてほしい3つのこと
講演でお伝えしていることの中から、今日からできることを3つ選びました。
- 叶った後の景色を、先に想像してみる:目標を立てたら、達成した瞬間に誰がどう喜んでくれるかを、先に想像してみてください
- 1年後、過去最高の年になったことを想像して、日記に書いてみる:どんな嬉しいことが起きたか、誰がどんな風に喜んでくれたかを、先に書き出してみてください
- 深刻にならず、面白がる工夫をする:目標や問題に深刻に向き合うのではなく、どうすれば面白くできるかを考えてみてください
予祝の、はじめの一歩に。
叶った日を先にお祝いする予祝を3日間で試せる『予祝ワークシート』と使い方ガイドを、大嶋啓介公式LINE で無料でお届けしています。
予祝とは、先に喜んで、未来を引き寄せる法則
予祝という言葉を、聞いたことがなかった方も、多いと思います。
でも、花見や盆踊りという形で、日本人は、昔からずっと、先に喜んできたんです。
まだ叶っていない夢を、先にお祝いして、喜ぶ。
それが、予祝です。
『先に喜べば、未来も喜びでやってくる。』
今日という日を、先にお祝いする気持ちで、締めくくってみてください。
大嶋啓介(おおしま けいすけ)。予祝メンタルトレーナー。オンラインコミュニティ「夢サロン」主宰。
この記事は、2019年に公開した講演の動画で話した内容をもとに、運営チームが読みやすくまとめたものです。










