こんにちは!
人間力大學事務局の加藤です。
ここのところ温かい日が多いですね!
僕は昨日大好きな総合格闘技をWEB観戦してまだ興奮気味です(笑)
生活習慣が変われば人生が変わる!
みなさんどんな習慣を持っていますか?
僕も色々とありますが、続くものと続かないものがあったりします(^^;
習慣によって人生は大きく変わると思いますが、そのことについて大嶋はこんな風に話しています。
「良い習慣が良い心をつくる。
良くない習慣が良くない心をつくる。
これに気づいたのが、いま最近は行けてないんですけども、これからまたちょっと少年院の方でも講演を回っていこうと思っています。
日本には52個の少年院があります。
大阪の少年院は2年間ほど通ってたんです。
毎月毎月少年院に行って講演させていただいたり、いろんな人たちを連れていって研修をさせていただいたりっていう形で少年院で研修をしてきました。
いろんな学校で講演をさせてもらうんですけども、今までいろんな学校で子どもたちの聴く姿勢って、やっぱり良い学校と良くない学校と別れます。
最初から凄く聴く姿勢が良い学校というのは先生が絶対に元気です。
それで校長先生がバカ明るいです。
校長先生がぶっ飛んでる学校ほど、やっぱり子どもたちの聴く姿勢が違います。
先生たちが明るいところっていうのは子どもたちの聴く姿勢も変わるんだなっていうことを本当に思います。
やっぱりリーダーの在り方が大事なんだなっていうことを、大人の在り方が大事なんだなっていうことを気づかせていただくんですけども、でも僕、過去最高に今まで衝撃的だった最高の聴き方をしている子どもたちがいたんです。
今までこんなに感動した聴き方をしてくれた子どもたちはいないっていう場所があるんです。
それが大阪の浪速少年院というところなんです。
意外じゃないですか?
印象どう思います?
少年院という印象をどう思います?
僕、正直言って少年院で最初講演した時ビビってたんですよ。
ビビってて講演断ってたんで、そこの熱い教官が僕の講演に何回も何回も足を運んでくれて、どうしても大嶋さんの話を子どもたちに聴かせたいっていう風に言ってくれてたんですけども、でも僕は少年院で講演をする自信がなかったんです。
人には「積極的に」「前向きに」って言っていながら、「可能性のない人なんていない」「チャレンジした方いい」とか「人生冒険だ」とかって偉そうに言ってるのに全然挑戦してませんでした。
少年院で講演して欲しいって言われたときに全然できるイメージがなくて、僕あのよく言われるんですよ、大嶋さんって昔ヤンキーだったでしょうとか悪かったでしょうよく言われるんですけど、僕は中学校とかすごいおとなしかったんですよ。
でもヤンキーになりたかった人間なんですよ。ヤンキーに憧れてたんです。ヤンキー全盛期だったんです。
46歳なんですけども、僕たちの中学校の時ってビーバップハイスクールっていう映画が流行ったんですよ。
小学校6年生の時に。で、中学校1年生の時にボンタンとか短ランとか、そういう変わった制服が流行ってたんですね。
そういう時期だったので、みんなヤンキーになっていくんです。みんな暴走族に憧れていくんですよ。
僕も暴走族になりたかったんですけど、すごくお父さんが警察官だったっていうのもあるし、殉職で名誉で死んでいったので、お父さんの名を汚したくないっていう思いもあって、僕はヤンキーにならなかったんですね。
っていう風にちょっと表向きではカッコよく言いますけど、正直言うとカッコよく言い訳しましたけど、ヤンキーになる自信もなかったんでしょうね。きっと。
僕はそんな普通の中学生だったんですが、どっちかって言うと普通コンプレックスがあった人間です。話し戻します。
だからそんな人間が少年院の子たちの気持ちが分かるわけがないと思ってたんです正直。
ていうかそんな自分が少年院の子たちに話をしても話が伝わると、心に響く講演ができると思えなかったんです。
だから僕はビビって断ってたんです。断った理由が情けなくてスケジュールが空いてませんって嘘ついてたんです。スケジュールが一杯ですって断ってたんです。
そしたらその教官がですよ3年後のスケジュールでもいいから3年後でもいいから講演してくれって言われたんです。
3年後なんてスケジュール空いてるに決まってるじゃないですか?
それで断る理由がなくなってしまって、断れなかったので3週間後にいきました。
腹くくって行ったんです。
僕ビビってたんですけども、どれぐらいビビってたかって言うと、3日ぐらい胃が痛くて、講演する内容とかも3日ぐらいずっと考えてて、朝早くもう5時ぐらいに起きてマクドナルドに行って、近くのマクドナルドで講演する内容を振り返ってたんです。
そしたらその3日間考えた資料をマクドナルドに置いて少年院に行ってしまって、頭が真っ白になってしまって、もうとんでもない状態になってしまって講演がスタートしていくっていう状態だったんです。
正直言ってビビってて、話聴いてくれないだろうなって、誰も何も聴いてくれないだろうなって思ってたんですけど、まず僕が壇上に上がった時にみんな目をつぶってるんです。黙想してるんです。
200人ぐらいいたんですけど、みんな丸坊主なんですが、黙想して目をつぶっていてその時の印象がなんかみんなすごい可愛い顔してるなって思ったんですよ。
で、教官が「黙想やめ」って言った瞬間にみんながめちゃめちゃ笑顔で僕のことを見てくれたんです。
後から聴いたら、てっぺんのDVDとかを少年院の子たちに見せてくれていて、本当に少年院の子たちは僕が来ることを楽しみにしてくれていたみたいで目をキラキラ輝かせて僕のことを待ってくれていたみたいなんです。
それで僕そのことに凄く感動して、目がキラキラして、少年院の子たちがですよ、嬉しそうに前のめりになって、凄い笑顔で拍手してくれたんです。
その瞬間に僕は嬉しかった気持ちと反省の気持ちがあって、僕は少年院というだけで話を聴いてくれないとかダメな人間だって思ってたので、ダメな人間だと思っているところがあったんです。正直。
だからみんなに謝りました。俺正直話聴いてくれないと思ってたって。
こんなにみんなが笑顔で聴いてくれると思わなかった。
俺いま泣きそうなくらい嬉しい。
あの俺本当に今日自分が考えてきたことをマクドナルドに置いてきたけど、精一杯俺もう本当に最高の講演するでって言って、1時間半の時間だったのに3時間半喋ったんですね。
でも本当にそれぐらい僕は感動しました。
最後に栄光の架橋をみんなが泣きながら歌ってくれたんですよ。
で、僕少年院に行って彼たちの作文を見たんですよ。壁に作文が貼ってあるんです。
その作文が「心の叫び」っていうタイトルなんですよ。
少年院に入ると心の叫びの自分が心に思ってることを作文に書くんですね、その少年院では。
で、泣きながら描いた跡があるんですよ。半分ぐらいの子たちはお母さんがいない、お父さんがいない、両親がいない子たちが3割ぐらいいます。
だから「生まれてこなかったら良かった」とか、もう作文の中には「本当に辛かった」ってことが書いてあるんですよ。
「殴られ蹴られなんで俺は生まれてきたのかわからない」「なんでこんなに殴られるのかがわからない」「なんでお母さんがいなくなったの」って、「なんでお父さんいなくなったの」「もっと愛されたかった、もっと愛してほしかった」っていうことが作文には書かれていて、僕は涙が止まらなかったんですよ。彼たちの作文を見て。
生まれながらに悪いことをしようって生まれてくる子なんていないなって、そうだよな子どもたちって悪いことしようと思って生まれてくる子たちなんていないよな。
でもなんかやっぱりいろんな辛いことがあって、心に凄い傷があって、なんかすごくもう自分なんてって思ってしまって、自信をなくしてしまって、そんな行動に出てしまったんだろうなって思うと凄い被害者じゃんって。
何かすごいそういう思いがあったんだなってことに気づかせてもらいました。
やっていいことと悪いことがあるので、悪いことを正当化するとかそんなんじゃないですけども、でも僕はそのときに本当に少年院の子たちに関わっていきたいなって凄く思うきっかけがあって、そこから僕は少年院と関わるようになりました。
少年院の子たちを預からせてもらったり、たくさんいろんなメンバーを連れていって少年院で講演させていただいたり、本当にお前ら人生変わるからなってそんな話をしにいきました。
なんでその話をしたかって言うと、少年院の子たちって本当に人生が変わるんですよ。変わっていくんです。
なんで変わるかって言ったら理由が2つあって、1つは出会いの場があるんですよ。
そういう僕だけじゃなくていろんな人たちが講演に行くんです。
お前ら人生変わるからなっていう、そういう素敵な大人が講演しに行くんですよ。
やっぱり出会いで人生変わるんだなっていうのと、もう1個は生活習慣が変わるんですよ。
少年院行くと生活習慣が変わるんです。
朝6時に起きる、トイレ掃除をする、靴を揃える、自分たちで農業をする、自分たちが育てた野菜を姿勢を正して食べる、いただきますってことを思いを込めて「いただきます」をする、ラジオ体操をする、朝陽を浴びる、生活習慣が全部変わるんです。
3か月ぐらいから心の状態が変わっていくんです。
3か月ぐらい経つと目の輝きを取り戻していくんです。
でも少年院を出てまた生活習慣が元に戻るとまた心が元に戻って悪いことをしてしまうんです。
習慣が変われば心が変わり人生は変わる。
僕、本当に心っていうのは生活習慣によって心の状態が変わる。
習慣が変われば人生が変わるっていう話を今日はさせていただきました。
だから僕はてっぺんで朝礼をやってます。
本気の習慣が本気の心をつくる、明るい習慣が明るい心をつくる、楽しい習慣が楽しい心をつくる。
自分の習慣を作って欲しいんです。」
少年院の子たちの話は衝撃的ですね!!!
誰と出会いどんな習慣を大切にしていくか、しっかりと意識して最高の人生にしていきたいですね♪
大嶋が本気について話している動画はこちらから
最後までお読みいただきありがとうございます!
株式会社プロセミ
加藤昌人